Principal's thoughts

園長の想い
子ども達が自分で「やりたい」ことを見つけ、夢中になって遊べる保育環境
しんほそぐち保育園は当法人内15園の内、2園目として平成24年4月に開園しました。
緑区の閑静な住宅街にあり、周りにはいくつかの公園もあって、四季の移ろいを感じながら、園児が存分に戸外遊びを楽しむことが出来ます。
当園では、「子ども達の『生きる力』の基盤作りを支援する」を保育方針とし、子ども達が自分で「やりたい」ことを見つけ、夢中になって遊べる保育環境を整えています。

子どもの声に耳を傾け、その気持ちを感じ取り、受け止めていくこと。

保育室内には、子ども達の手の届くところに玩具が常備されており、保育者の優しい見守りの中、自分で遊びを選択し、じっくりと一人遊びを楽しんだり、友だちと相談し、必要なものを自分たちで準備したりしながら遊びを工夫しています。保育者は子ども達の意欲を大切にし、環境の見直しを定期的に行ったり、保育者も遊びの仲間となったりし、一緒にとことん遊ぶ、そんな保育者集団であります。

保育園で長い時間過ごす子ども達の、目には見えにくい心の育ちを育む役割が私たち保育者に求められていると考え、子どもの声に耳を傾け、その気持ちを感じ取り、受け止めていくことで自分は愛されている、何かあれば助けてもらえるという自己肯定感や信頼関係を育てていくことを大切にしています。
一人ひとりの個性をしっかりと見ていき、肯定的な言葉がけをしながら、子どものありのままの姿を受け止め、安心して過ごせるよう努めています。
乳児クラスはゆったりとした雰囲気を、幼児クラスは元気で活気ある雰囲気作りを職員皆で作っています。

いつまでも子ども達の心の中に残るような保育の提供が出来たらと思っています。

また、食育も保育の一環とし、済聖会独自の献立を用いて、自園調理でおいしい給食やおやつを提供しています。
当園のユニークな取り組みの一つは、子ども達が世界の国旗に興味を持ったことをきっかけに、『世界の料理』や『日本の郷土料理』の提供等、園独自の給食提供があります。

その他、様々な食育体験が出来るよう年間を通して計画しています。園庭の小さな畑で野菜を育てたり、クッキングしたり、バケツ稲でお米を育てたり・・・と子ども達が体験する中で、食に興味が持てるよう栄養士・保育士が連携し、子ども達と一緒に楽しい食育を行っています。
保育園での様々な経験を通して、いつまでも子ども達の心の中に残るような保育の提供が出来たらと思っています。
子ども達にたくさんの笑顔を、そして、保護者の皆様にはその笑顔から安心感を抱いていただけるよう、お子様の成長を見守り、子育ての悩みや楽しさを共有し、共育てをしていきたいと思っています。